東京湾水先区水先人会

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中堅教職員が当会で研修しました

平成29年08月31日

当会は、神奈川県教育委員会による中堅教諭等資質向上研修の一環として異業種の体験を通して社会的視野を広げ体験で学んだことを教育活動に生かすことを目的とした社会体験研修として三浦市の小中学校教員2名を受け入れました。

8月24日、25日の2日間の研修では、「交通の要衝としての東京湾」と題し、湾内各港に入出港する船舶とその交通量が非常に多い東京湾の特性等の概要説明を行ったあと、水先人の仕事と社会的使命、水先人になるための要件等についてDVD視聴を交えたプログラムにより具体的なイメージを掴んでもらい理解を深めてもらいました。
また、「海洋国家として子供たちへ船員職業の重要性や海の魅力をどう伝えるか」と題し、意見交換を行いました。
更に、簡易操船シミュレータによる水先疑似体験を実施し大型船の操船を体現するとともに、水先艇に便乗し大型船を間近に見てスケールの大きさを実感してもらいました。

参加された教員からは、「水先人という職業について知らなかったところが多かったが、なくてはならない職業だと実感でき、見識を広げる良い機会となった」、「海運を支える水先人という職業を社会等で子どもたちに伝えて行きたい」(一部略)といった感想が寄せられました。

当会では、水先人の人材確保、育成策として20代の若い世代からも水先人への道が開けたことを踏まえ、子どもたちへ海の魅力を伝えられるよう広報活動に取組んでいきたいと思います。



(操船シミュレータ体験)

(水先艇による送迎体験)

(修了式を終えて)
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